バロンサリのRawa Gude 英雄墓地




« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »
イオンのあるチャクンのガーデン・シティの開発はKeppellandとModernlandの合弁事業だったことを今更知り、Modernlandの認識手薄を感じている。しかし小生が作った2009年頃のインドネシア不動産王リストを思い出して今見ると、このModernグループはかなり上位の13位にランク付けており、問題のガーデン・シティもグループのプロジェクトに上げていた。問題は調査手薄というより、記憶力脆弱であるようだ。 そしてモデルン・グループは富士フイルムで大きくなったグループであるが、フイルム時代が過ぎるとセブンイレブンと組んでやっていたが、これも蹉跌を踏んでいることを思いだした。モデルンのゴルフ場はPadang Golf Modernと言い1994年オープン、一度行ったことがあるが何度も池に入れた(池が多いコース)ことが思い出される他、今調べると結構多くの関心事項がある。ゴルフに次いで関心があるのは工業団地である。
* 工業団地もリストを作ったことがあるがそれは東ジャカルタに焦点を当てたものであった。モデルングループは元々の本拠地がタンゲランであるので西ジャカルタは対象にしてなかったものでModern Cikande Industrial Estate I & IIで開発済みは合計で1,371ヘクタール、計画では2,000+αに拡張すると言う。
* 最初の本体事業はKota Modernという住宅地開発である。タンゲラン市に属し面積は400ha、1989年からの着手である。このようなタウンシップの開発としては イオンのあるJGC Cakung (370ha)とModern Bekasi Residencial & Industrial Park( 1,300ha)及び Asya Cakung(70ha)がある。AsyaはAstra、Honkong Landとの合弁で、あのPT. Astra Modern Landである。
* Modernlandは 1983年設立、上場は1993年である。本社はGreen Central City, Gajah Madahであるが、この住所を尋ねるとあのNovotel Hotelで一階はオランダ時代の華人の集会場保存建物Candra Nayaを収容している建物で、併せて由緒あるコーヒーチェインのKopitiam Oeyがある。
* 住宅の開発・販売はModern Hill Pondok Cabe( 60ha)など各地にある。
* Hotelとしては他にHotel Swiss Belhotel, Cikandeがあり、或いはWaskitaとのPremium Shophouseなど、団地・タウンシップ中の施設については詳細省略するも特筆はJGCの中のグループ最初の高層のCleon Park Aparrtmentというアパートがある。昨日の写真に見えるアパートである。
* イオンは独自にJGCの土地を購入したもので、Modernlandの営業報告では2013年、45百万ドルで売却とある。AEONの前辺りにIKEAが予定していると思うが其処も売却である。
以上のModernland会長は. Luntungan Honorisでちゃんとインドネシア富豪リスト2018年に69才第52位で顔を出している。息子はWilliam HonorisでModernlandの社長をやっているが、南加大学卒の44才である。
Modern グループは父親のOtje Honoris が1971年に始めFuji Filmと提携した当時はインドネシア初めてのカメラを開発販売したとか順調であったが、彼は1982年に亡くなり子供達4人が跡を継いだ形であるが、長男のSamadikunがトップで隆盛を迎えていたが金融危機を契機とした、グループのモデルン銀行の債務問題で失敗、13年間のBuronを経て2016年頃債務返済など完了したものの様である。Modernland 以外に3男Sungkono Honorisががトレード部門PT. Modern Internasional Tbk (MDRN)をやっており、妹のSiwieがLEDランプをPLN に納入するModern Industriを担当しているが、Modernlandは2019年も好調を維持しているがMDRNは不調(時価総額ゼロ)である。
イオンのチャクン店が住民の襲撃に合ったニュースで何事かと見たのは一昨日であったが、ジャカルタは大雨でチャクンのJakarta Garden City地区は洪水に見舞われたようで住民は地区の運営会社Modernlandに押し掛けたが、責任者が居なくて腹いせにイオンのモールに石などが投げたようだった。今日関連のCNBCのニュースには、広告の看板(Baliho)の洪水無縁の謳い文句は事実に反していたのかと疑問を投げかけていた。
ここのガーデン・シティ JGCの開発者としてModernlandは雨の時の対策として水をためるための沼を作ったようである。 この沼は三つあり、14へクタールと2.4ヘクタールx2で、担当者は、今日も雨は降り続いておりJGCの多くの地は洪水にはなってないと弁じたものの、今後の対策は打つと説明していた。小生はこのイオンの土地はKeppellandの開発地だとばかり思っていたが、少し違うようだ。それも何故そうなったか今となっては不明だが、小生も看板を読み違いしたのだろうか
何度もブログなどでKeppellandとのみ、紹介していたので今日はKeppellandだけでなくModernLandと共に、と訂正しないといけないのだが、それは個別のブログ毎に謝罪しなければならないが、沢山あるのでのでこのブログで代用したい。この間違いは当時から自信がなくネットからは明確な情報がなかったからでもあるが、小生はこの判断の根拠を2018年12月30日のブログ “2nd Keppel Land/Metlandと2ndイオン” で示している。
そして今一度Google MapでCakungを尋ねるとKeppellandはイオンの前の、洪水を起こしたという道 JGC BoulevardのBekasi寄りにWisteriaというKeppel団地を持ち、その南にMetlandの開発地があるが、Modernlandの名前はなく、有るのはPT Astra Modern Landであった。又々、新しい情報であるが、Astraとの合弁会社でもあるのだろう。 しかしModernlandのホームペイジの下の写真の奥にイオンが見える。
追:つい今しがた、再度、確認のための最後の検索をやったら、このJakarta Garden Cityの開発事業は、Keppellandが、Modernlandと51%:49%の合弁で、2004年から行って来た事業であるがKeppellandは2013年に合弁パートナーに持ち分を売却していたニュースをキャッチした。少し時点の問題もあるが、51%は小生の今までのブログの記述は間違いではなかったと了とされたく。(上記文は、てにおは のみ修正し追記形式とした。