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2020年9月16日 (水)

Bak Durian runtuhって

Bak
あるサイトでBak Durian runtuhなる熟語と出会った。普通の翻訳なら”ドリアンが落ちるように“となるが、後に出てくる文章で意味する情景が理解できるのであるが、この例では、ジャワのある学校の財団の虚偽文書事件で13回も召喚を受けたあとDakwa(被告)として起訴されたと言うことが続くがドリアンとの関係は理解できなかった。
無理して関連づけをすると;ドリアンは臭いことで有名だから熟して落ちると、においがトンでもないことを意味して、主人公が被告になってしまったことの晴天の霹靂を比喩したものであろうか
Baca Juga(これも読んで!)として次に進むと“ドリアンが落ちるように2万ルピアで買った中古のおもちゃで母親はその中にびっしり詰まった金貨を見つけで大金持ちになったというニュースがあった。

KBBIなどの辞書に例文を拾うと:
Bak Ketiban Durian Runtuh di Tengah Corona, Pria Ini Dapat Rezeki Nomplok Usai Kehilangan Pekerjaannya
(ドリアンの落ちるのに遭遇したかのように、彼はコロナ厄害で失職したあとなんと途方も無い幸運を掴んだ)
或いは
Bagai mendapat durian runtuh: mendapatkan sesuatu tanpa disangka-sangka; memperoleh rezeki yang tak disangka=(落ちるドリアンを得た様に予期せず何かを得る)というのもある。

ドリアンの収穫はドリアンの木が大きく、実は熟れると自分の重さで落ちてくるそうでそれをすぐ食べるのが旨いので下で小屋を作って待っている程だそうだ。今はそのような悠長に収穫はしてないだろうが、要は突然落ちて行くさまで、何かが起こる共通の意味が感じられる。但しその結果は運・不運がある。ということだろう。旨くキャッチ出来れば旨いものにありつけ、まずるとけがする。下を通ってる時、落ちてくるドリアンが頭に当たって亡くなったニュースも耳にする。

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