MilleniaはJapfaかINPPか
ジャカルタから工業団地に向かうGatot-Haryono通りで昔風な作りのビルがある。Gatot Subroto通りではGraha Mustikaで、Haryono通りはWisma Milleniaである。この名前はGoogle Mapで見て、先般来のMillennium-Centennial Tower以来関心が出てきた名前である。
ビルの前に長いバスウエー専用ブリッジが邪魔をしていい写真は撮りにくいし、やっと取れた写真でもビルの名前はぼやけているが何とか判読できたのがJapfaの名前とロゴである。判読の助けになったのはここの7階にJapfaがいるからである。
色々調べると関連が出てきてきりがないが、大体最後は行き止まりに突き当たるとはいつもの経験である。
Japfaとはスハルト時代の財閥オメトラコの持つ飼料会社であり、この10階建ての建物はオメトラコ・ビルと呼ばれていたそうである。いつぞやオメトラコの昔の論文を見つけてリバイスしたが、その時知ったのは息子Handojo Santosaがグルプを引き継いだが、娘(Handojoの妹)の夫がBoyke Gozalであり、一時BoykeがJapfaをやってた時代もある。その流れで彼は養父からPlaza Indonesiaを引き継いでいたが、今は逆転し彼のIndonesia Paradise 社がPlaza Indonesiaを保有している。そして息子Harris Gozaliの名前からやっているのがHarris Hotelである。
このグループ物件の中にこの、Wisma Milleniaがあることは突き詰めていた。このIndonesia Paradise Property TBK(INPP)は懸案のCentenial Tower 30Fにあるのであるが、保有者ではない。ここで壁につきあたるのである。
問題のCentennial Towerは前回のPermata Birama Saktiがやっている Millennium Centennial Center と似ているためそれと混同させられている。そのしっぽがTan Kian(Duta Mutiara)であるが、それらは全部間違いである。 しかし、実際のDeveloperはPT Citratama Inti Persadaであるが、何回挑戦したもこれが誰なのか個人やグループのオーナーの名前は発見できなかった。調べて不発となったのはINPP、Duta Mutiara、Ciputra、Intilandなどである。
代わりにWisma Millnialの隣の21階建てのビルを調べるとこれは、Graha Pratamaという名前で以前に、PT Intiland Developmentの物件記録に見つけることが出来た。
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