層が厚いインドネシアのファルマシー
コロナ禍の時代になって、インドネシアの富豪の中に多くの製薬会社がランクされていることに驚いているが、
今日はSanbe Farmaという会社である。聞いたこともなかったが代表者はJahja Santoso(74?)という人で、純資産3.9百万ドルのインドネシア96位である。
ITB薬学部を卒業、Sanbe Farmaを設立したのは1975年で、2012年には抗がん剤も製造開始し東南アジア、アフリカ、中東の22カ国に医薬品を輸出している。バンドンのコポにグループの2番目の、市内で最も先進的な病院を開設し、バイオテック研究所を通じてコロナのワクチン研究に勤しんでいる。
インドネシアの製薬会社としては外資系を入れてもトップクラスで、国内トップの薬剤の内、4つが当社の製品だと言う。インドネシアでの当社の市場カバレッジには、1,000人の医薬情報担当者がサービスを提供する37,000人を超える医師が含まれ(coverage include more than 37,000 Doctors served by 1,000 Medical Representatives)、1,100人の営業担当者、35のデポ、60のサブデポ、8つの製造施設および8,000人の従業員からなる企業である。現在の製薬として下記が挙げられる。
• 倫理に合致した麻酔薬–局所および一般、抗生物質および化学療法薬、抗ヒスタミン薬および抗アレルギー薬。
• 炭水化物と電解質溶液の組み合わせの注入
• 店頭販売(OTC):国内製品および輸出製品。
• 獣医:抗寄生虫、抗生物質–化学療法、消毒剤、防腐剤
• コスティコテロイド、目と耳の薬
インドネシアの製薬会社はFarmaと会社名についているが今迄出会ったのは Bio、Kalbe、 Kimia、Indo、Sunbeと現在の所5社である。
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