サリナーのマックとテーボトル
Sarinah百貨店のマクドナルドがビルのリノベの為閉鎖されてから1年ほどたつが、その時も閉鎖はパーマネントであるとの報道はあるが、代りの移転先とかカムバックの話は一度もなく、あれやこれや、いい話は少ないので心配していた。単なるリノベでなくMICE(国際展示・会議場)など拡大リノベである。
今Droneなどを見ても様子は外装工事的にしか見えない。土地問題が引っかかっているようだが、デパートの裏のごちゃごちゃした駐車場の空き地側には何の動きもない。コロナが口実に都合良かったのか、国営の企業で出来るものやら心配だ。
歩くスマホ動画は、も少し横や後ろも移しながら歩けばいいものをまっすぐ前ばかりだから、もったいない。何とかキャッチ出来たリノベの状況はこの写真の通りである。向こうに高く見えるのはシナールマス、手前のフランス大使館横の黒いビルはスンダ通り越えのNYKビルである。
マクド側のニュースもコロナ禍の中、少なくなっているが、韓国のBTS関連の製品でファンが殺到し大密集・混乱を起こし、警察も出動したニュースがあった。BTSなるグループの人気度には驚いたが、このニュースはMT.HaryonoのMcDだと出ていたので飛びついたら、ジャカルタのHaryonoではなく、バリックパパンであったので関心が吹き飛んだ。
Rekso(Teh Botol)側からのニュースは殆どなく、関係が切れたのではないかと思っていたが、7月23日、マックの社会還元のプレスリリースで、かすかに以下の事が書かれていたので未だ続いているのだとしておこう。
“RNF(Teh Botol)の経営の下、インドネシア各地にMac店を展開しており、これまでに243軒のレストランをオープンしており、マクドナルドが顧客に最高のサービスを提供し、最高の品質の食品を提供し、インドネシアの人々に大きな利益をもたらすことを期待”
ニュースを探している中でマックに前史があったことを知った。インドネシアでは1991頃Bambangと言う人が最初にMCDをオープンし13店舗オープンしその後もMcdの関連の国際開発サービス社と協約し97店舗まで広げた。 2009年にPT Rekso Nasional Food (RNF)がマスターフランチャイズを得たため、 Bambangの持つライセンスは解消されたので彼は彼が直接持つ13店舗のブランドをToniJack'sに変えると共に1億ドルの告訴を行っている。昔の話なので解決済の話としておこう。
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