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2021年10月19日 (火)

インドネシアの失格株と1銭5厘

Hansonの天ぷら株以来、富豪の上場株には注意すべきだと思っているが、特に不動産は要注意だろうか。不動産業界はこの数年CPOラッシュでこの業界全体では上場は77社である。内23社が株価がRp60 以下である。それらを先ず掲げて見る。株価(Rp)と時価総額(百万ルピア)である。
1. BKSLPT. Sentul City Tbk50、3.354.178
2. ELTYPT. Bakrieland Development Tbk50、2.176.096
3. RODAPT. Pikko Land Development Tbk54、747.567
4. GAMAPT. Aksara Global Development Tbk50、500.551
5. BKDPPT. Bukit Darmo Property Tbk51、383.214
6. DADAPT. Diamond Citra Propertindo Tbk50、358.850
7. KBAGPT. Karya Bersama Anugerah Tbk50、357.500
8. REALPT. Repower Asia Indonesia Tbk50、331.681
9. BIPPPT. Bhuwanatala Indah Permai Tbk59、291.663
10. RBMSPT. Ristia Bintang Mahkotasejati Tbk58、146.092
11. CPRIPT. Capri Nusa Satu Properti Tbk50、121.669
12. FORZPT. Forza Land Indonesia Tbk50、95.804
13. BAPIPT. Bhakti Agung Propertindo Tbk50、83.876
14. SATUPT. Kota Satu Properti Tbk56、72.875
15. BAPAPT. Bekasi Asri Pemula Tbk50、33.089
16. RIMOPT. Rimo International Lestari Tbk50、0
17. MABAPT. Marga Abhinaya Abadi Tbk50、0
18. ARMYPT. Armidian Karyatama Tbk50、0
19. COWLPT. Cowell Development Tbk50、0
20. MDLNPT. Modernland Realty Tbk60、0
21. POSAPT. Bliss Properti Indonesia Tbk50、0
22. TARAPT. Agung Semesta Sejahtera Tbk50、0
23. MYRXPT. Hanson International Tbk50、0
不動産業界のトップグループのシナールマスでも株価は1,200ルピア、チプトラでも1,100、リッポーで204ルピアであるのでこのリストでバクリーやセントゥールやモデルンが50~60ルピアでも驚かないでいたが、考えて見ると円にすれば40銭であることに今更驚く。そして株式市場での取引を想定しても最小ロット100株としても1ロットRp5,000 (40円)、銀行送金手数料の方が高くなるし、証券会社手数料は3%程度とするとRp15(1銭5厘)程度となるが、想像できない世界だ。
その点はいずれ納得できるだろうと置いておき、上の銘柄を一寸覗いて見よう。その前にRp50 でも時価総額が計算出来ていたりゼロであったりする訳は、計算する時点が3月24日であったことで今日の株価とは切り離されていることを注記しておこう。
1. 天ぷら株事件で獄に繋がれた関連株はHansonやRimoがあったが未だ取引所データから抹殺されてないことが奇妙である。確かめて見るとこのHanson株は2015年頃の株価はRp750だったが、それを維持しながら2016年8月から急落し2019年11月から50か0で最後 2021May後はゼロであった。
2. Rimoは2015年上場か、2017年に650程度に急上昇後2019年以降は上のHansonと同じ動き。但しこの10月にRp50 の取引が記録されている点が異なる。
3. Margaも上と同族か 上場2017年でRp2,000 迄行ったが2019には急落、又はゼロで上のRimoと全く同じ動き、当然 毎期赤字まみれ
4. Armidian  2017年上場Rp400 台で堅調だが2019年12月ゼロに急落、あと上と同じだが決算は黒字でCiputraと協約ありそう。
5. Cowell,2017頃Rp1,000で堅調に来たが以降徐々に下がり2019よりRp50前後推移2021Mayのみ後はゼロで10月に50ありとMargaと同じ動き
6. Bliss、上場2ケ月でゼロor50 21年5月で完全ゼロ
7. Capri, 2019年上場、150から直ぐ50かゼロのベース
8. Agung Semesta2015年Rp600 、2020よりゼロ あっても50、決算赤字進行、ASABRIが数%保有
SentulもModernも株価Rp50であるが時価総額はあり、イオンがついて居れば、以上の様な問題はないであろう。
以上はIDNF社のデータから、株価が50-60のもので時価総額がゼロのものについて、21年にかけての株価の動きを書いたもの。Rp50と言う株価はどうもおかしいとしか言えない。

ちょっとSentulを使って時価総額を計算してみよう。この会社は殆ど株価が50で推移しているので株価50で計算する。 或る株主Stella Djohanが11,244,503,014株でシェアー16.76%とあるので逆算した総発行済株数は67,091,306,766株となりRp50を掛け合わすとRp3,354,550百万と上記の数字と概ね一致する。日本風に言えば株価は50だが670億株で時価総額は3.3兆ルピアだ。つまりsentulは;
株価0.4円だが670億株で時価総額240億円 と言う事である。 
比較すると、相手が大きすぎるかもしれないが東急不は;
株価685円で7億株で時価総額が4,900億円
やっぱりインドネシア株は株価が安いだけに、発行済株数が大きいということは言える。
1ロット(単元)=100株が関係ありそうだが、日本も基本は100株である。最低購入金額は40円対68,500円、
やっぱりここで終えるしかない。


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