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2021年10月 7日 (木)

国営農園PTPNの販売子会社KPBN


Ptktb-nusantara何気なく撮っていた写真の一枚を調べるため拡大写真にしてブログにスタンバイさせていたのがある。建物の正面、右から左にドンと会社名が大きく表示されているのを見るとPT. Kharisma Pemasaran Bersama Nusantara (PT. KPB Nusantara)である。大変ご丁寧であるが何者だろうか。その前に何故写真に撮っているのかは、いつぞやインドネシア独立記念日にお化粧する市内の建物を写しまくったことがあったからである。この建物も建物の特徴に合致してのシンプルなデザイン、色彩とも見とれてしまう。このPTはPerseroの表示はないが国営企業で、インドネシア国家公務員達の洒落たデザイン感覚を訴えてくる。場所はメンテンCut Meutia通りの、同名の由緒あるモスクの前で、写真左手がSofyan Hotelで、その右手にはWisma Romlyとなっているが小生は海軍士官クラブに見えていたがどうだろう。

会社は国営のアグリビジネス部門でPTPN(とRNI?)の販売部門の子会社である。どちらもブログで取り上げ済でPTPNはその(PT. Perkebunan Nusantra )IからXIV迄ある、オランダ植民時代の砂糖精製会社を受け継いだ会社であり、片方はRajawali Corporaと紛らわしいRajawali Nusantaraである。
この綺麗な写真を用意して何か関連ニュース待ちで張り込んでいたら、うまく、先週のパームのブログでPTPNが次のテーマとなり、続ける糸口ともなった訳だ。
しかし今日は少ない情報からこのKBPNをせめておこう。この名前もPTPNに似ているが先日追い詰めた、メガクニンガンのBPTN Towerとも似ているのでそれも又いずれ追い込まねばならない。(この原稿のアップを忘れて、先にBPTNはSMBCと関連し、日イのはてなブログにアップ済となった)
このKBPNのサイトを見るとトップにINACOMという字が躍っている。名称変更があるようだ。未だKBPNの名前は残っているのであろうから、ブランド名だろうか。KPBNはこれら国営農園会社の販売代理店機能をもつ子会社と記載あるが、親が14社以上もあると言うのはおかしいので多分PTPNのHollding Co.が出来て親となっているのであろう。

KBPNは親の生産する品目を全てカバーするから、砂糖だけでなく、パーム、お茶、ゴムなどがある。砂糖専門が6社あるはずである。

国営会社なら、会社の役員は公務員であろうから、会社のコミサリス会長など挙げても意味はないかもしれないが若い人達である。
会長はAbdullahと言う名前で1986年JKT生まれの30歳代の若さ、Diponegoro大卒、DPRの専門官など務めている。監査役の一人を挙げると名前Siwi Peni、1970年Manokwali生まれ、UGM卒の51歳である。

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