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2022年1月12日 (水)

再々 RCTIのRajawaliの謂れ 

インドネシアの国章やガルーダ航空のガルーダはインド神話のウィシュヌ神の乗り物で神鳥を意味するが、鷹なのか鷲なのか、或いは鳥類学を離れて単語を集めると英語ではEagleが鷲でHawkが鷹である。インドネシア語ではでRajawaliは鷲でElangが鷹である。Elang Hitamは黒鷲と訳されているので両者は微妙な所がある。00mrajawali-2008-mar-003-2_20220112160501
範囲を広げ過ぎたが、インドネシアではこれらの単語を使った企業(グループ)名は多い。Rajawaliをグループ名にしているのはPeter SondakhのRajawali Corporaであり、企業名にしているのが国営のRNIグループのRNI(Rajawali Nasional或いはNusindo)であり、ブランドに使っているのがTanoeのRCTVテレビのRajawali Citraである。
国営のRNIは華僑の建源公司を継いでいるので華人関連とすると本社ビルを華人保有と間違いやすいし、両者は共にパームオイルも事業としている点を除けば別ものである。
RCTVは元々バンバンが着手した民放で現在それを引き継いだTanoeのMNCグルーブが保有しているが、両者がバンバンに近いと感じるとRCTVやPlaza IndonesiaにSondakhの関与があったように感じるが、このもやもやをはっきりさせたい。
手っ取り早いのはRajawali CorporaをWikiで見るとMantan PerusahanにRajawali Citra Televisi Indonesia (RCTI) (1987 – 2000)とあり又子会社にRajawali Televisi(RTV)を保有していることになっている。RCTIのAsal Mula(生まれ)という記事には1987年に民放に向かって設立され1989年正式放送開始、1999年兄弟会社のSCVIをEMTEKに売却し、RCTV,Metro,GlobalもろともBimantara自体が2002年にMNCの前身会社に移管されたようなこと以外の記載はない。ただ、最初の社長はPeter F. Gonthaであったことの紹介はあった。
RTVはRajawali Corporaのペイジにも紹介があり、それによるとMay 2014設立で中韓ドラマなどのエンターテインメントに注力しているようだ。やはり遅ればせでもTV業界に入って来たと言うのはRajawali CorporaがRCTIに参加していたと言う上記(1987-2000)の記述が正しいのならまだバンバンの力があった時代であり、2014年迄TV業界への色気があった事をうなずかせるものがある。
Plaza Indonesiaについては何度も触れたがBimantara、Sinarmas、Ometraco、Sapi’ie、Barack、MNC、Gozaliの関係は判るがRajawaliが関連した記述及びRAJAWALIと高速とBamantaraを結ぶ記述は見つからなかった。記憶力か検索力が無くなったようで残念だ。過去のマイブログ「Gresik Rajawaliの今」に注記しよう。

本題のRajawaliのEagleであるがこのEagleを会社名にしたのはRajawaliグループにPT Golden Eagle Energyと PT Eagle High PlantationsやTanotoグループのRoyal Golden Eagle(Raja Garuda Mas)が思い出され他、相当あるだろう。又ElangについてはEMTEK (Elang Mahkota Teknologi)などが有名で別稿にしたいほどだ。

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