Ario-Bimoは、ビルの名前にも
Ria Senayan(Skywalk Senayan Park)のデベロッパーの一人にAriobimoというグループがある事を知ったあと、このARIOBIMOという名前のビルをRasuna Said通りで見つけていたが、このグループは現実感がないので放置していた。仕方がないので、今日何とかこのSkywalk Senayan公園と紐付けて見た。
まずこのオフイスビルはAriobimo Sentral と言う15 階建てのビルで、小生が撮った写真では大きくGlobal TVの看板が出ていた。Global TVはその後GTVと名前が変わっているがMNCグループのものである。しかし色々調べた結果このビルはMNCグループでなくSalim グループとAEP社(Ariobimo Estate Perkasa)が民間建設業者のTata Mulia Nusantaraに発注し、1992年、未だ不動産業の状況が低迷している年代に完工したものある事が判った。完工式典では当時の住宅大臣のSiswonoが出席している。
ここでAriobimoグループに付いて書いて見るとグループの設立は、1988年で多様な投資持株会社として設立され、投資保有には、農業、鉱物資源、不動産、発電、海運が含まれると紹介があった。鉱山開発ではスラウエシの鉱山で200トンの金鉱山が知られておりオリ、インドネシア全土で水力発電プロジェクトや太陽光発電プラントを含めクリーンエネルギーに積極的に進めているとされる。
このビルは一時MNCグループが所有したこともあるが又買い戻ししているそうで、今ここにはSalimグループのIna BankやAston Inti Makmur、パームのLonsum或いはAriobimoの本社が入居している。
ここ迄では、Senayan MallはLippoと共同で、Office ビルはSalimと共同開発であったことになる。しかし現在時点のデータから裏確認することは出来ていない。例えばPT. Ariobimo Perkasaはここだよと自ら名乗るサイトはなかなか見つからない。隠れたいなら珍しい固有名詞をビル名にすることもなかろうが。。この名前はバリ・ジャカルタではそこそこ人気の男の子の名前らしい。
« Hermitageホテルの真実に迫る | トップページ | MNCのオフイスビル群 Srikayaなど »
「インドネシア産業 経済人」カテゴリの記事
- プルタミナ女性CEOに続け起業家精神(2022.07.12)
- SOHO の株も大化けだった(2022.07.11)
- インドネシア女傑 Sri(2022.06.22)
- スマホでKepiting Nyinyir食べたい(2022.06.06)
- SalimのSupermall Karawaci(2022.05.20)
コメント