Ascottから Capitalandへ、The Statureの今
先日来、Harris ホテルから親グループを辿り、まず Tauziaグループ、そしてAscottグループ、そこからCapitalandグループに来た。
Wiki的にはキャピタランド グループは本社をシンガポールに置く、アジアで最大規模の総資産(2017年現在 S$850億)を誇る不動産企業であり、世界40カ国以上、260以上の都市に、特にシンガポールと中国を中核市場として、インド、ベトナム、オーストラリア、ヨーロッパ、米国などの市場で事業を行っている。
シンガポール政府系Temasekの子会社である。。2000年にDBS銀行の子会社であるDBSランドとSTプロパティ・インベストメントの子会社であるピデムコランドの合併で誕生した。従業員数 12,100 (2020年)、その物件総数は1,209件とある。
事業は大きく言えばCapitaLand Developmentと言うのと CapitaLand Investmentの2本立てである。
例えば日本ではキャピタランド・ジャパン株式会社を2001年に設立し、投資管理を行うと同時に分野別的に2002年にサービスレジデンスの管理請負を行うアスコットジャパンとショッピングモール及びその他物件の管理・運営を手がけるキャピタランド・インターナショナル・ジャパンの3本建てで迫っている。
インドネシアに対しては子会社Ascott Ltdを通じてインドネシアの企業との提携を通じて拡大しており、その一つがCiputraグループであり、最初は1996年Ascott TrustによるSomerset Grand Citra Jakarta(Mega Keningan)、2014年にはAscott Kuningan Jakarta、2017年にはAscott Sudirman JakartaをCiputraより取得し、2018年にはMr Kevin Goh, Chief Executive Officer of The Ascott とMs Isabella Ciputraとの改めての戦略的提携契約の下、Citadines Sudirman Jakartaをオープンした。
この契約の後に続いたのがTAUZIA Hotel Managementとのパートナーシップである。この時点では60件(?)の物件があったが、現在ではAscottは39都市の130件(?)のロッジングサービス拠点を運営していることになる。
この他に現地ディベロッパーCredo Groupと50:50の合弁で複合施設を建設したのがThe Statureで29階建ての豪華マンションのStature Residences、24階建てサービスアパートAscott Menteng Jakarta及び20階建てのオフイスStature Towerからなる。
Statureとは背丈の意味であるが、多分 “威”の意味があろうか。
ロケーションはKebon Sirihと言うので、Google Mapで確かめたが、他に完成写真などもなく日本からではその存在の確認は一寸難しい。
昔、この通りの南側にDaon Sirih Food Gardenという大きくて立派な古風建物の施設があったが、取り壊されたようだから空き地候補としてはここである。Daon Sirihの方が市民にとっては有難たかったのではないか。
Capitaland の最近のプロジェクトは上海のRaffles City the Bundと言うのがあるが次回に譲ろう。
今日はStatureの発音を確かめたことが収穫であった。
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